いちご鼻は一生治らない?

「いちご鼻は一生治らない」のか否か。
ここに辿り着いた方は「いちご鼻 治し方」「いちご鼻 治療」など、いちご鼻のケアについて調べつくした方がきっと多いことでしょう。
にもかかわらず、おそらく現在もいちご鼻は変わらず顔の中心に鎮座し「今のいちご鼻のケア、本当に合ってる?」と疑問に思ったり、検索結果に絶望して「いちご鼻 一生治らない」で検索した結果、辿り着いたのがこのページなのではないでしょうか?
残念ながら、こちらのブログ主は現在もいちご鼻と絶賛戦闘中であり「いちご鼻が治った人」ではありませんが、今回は私と同じ悩みを持つ人のためにひとつ調査をしてまいりました。
ずばり、本当にいちご鼻は治るのか。一生治らないのか。
ネットには嘘や誇張もまぎれている

「情報は足で稼ぐ(キリッ)」なんてかっこいいことを言いたいところですが、実際問題、道行く方に「あなたはいちご鼻でしたか?治りましたか?」なんて聞いて回ったら怪しい人間だと思われてしまうことでしょう。
ネットで調査するうえで気を付けていきたいのが、その情報には「嘘」や「誇張」もまぎれているという事です。
面識がない相手ですから、これは仕方がないことではありますね。
嘘や誇張も迷惑ですが、最近では「ステマ(ステルスマーケティング)」なんていう大変迷惑なものも紛れ込んでいます。
「いちご鼻 治った人」を調べたいのに、その途方もない情報量や不必要な情報にうんざりしたのはきっと私だけではないはずです。
【いちご鼻一生治らない調査1】SNSを調査してみた

ここで個人を晒すのは避けたいので張るのは控えますが、検索してみた結果、結構な数の「いちご鼻が治った又は改善した人」が存在しました。
もしSNSのアカウントがあればぜひ「いちご鼻 治った」と入れてみれば、きっとその数に驚くことでしょう。
ですが、その情報をまるっと信じてホッとしたり喜んだりするのはまだ早いかもしれません。
これらすべてが本当の可能性も当然ありますが、上記した通り、すべて嘘や誇張の可能性も同じくらいあるからです。
自称「いちご鼻が治った人」を分類してみる
ここではまだ嘘か本当か判断できないので、「自称:いちご鼻が治った人」と呼びましょう。
さかのぼれる限りさかのぼって、SNS、掲示板、口コミを調査してみたところ、「自称:いちご鼻が治った人」の口コミはいくつかに分類できることがわかりました。
1. 独自の美容法で自称いちご鼻が治った

まずは独自のスキンケアで自称いちご鼻が治ったという人。主に掲示板やSNSに多くいらっしゃいました。
医薬品やコスメではなく食品を使ったスキンケア方法や、独自のマッサージやストレッチなどなど、普段思いつかないトリッキーな毛穴ケアが多い印象です。
こちらはコメント欄で否定派と肯定派が争っていたりと、なかなか賑やかなものも複数存在しました。
2. 特定の商品で自称いちご鼻が治った人

次に特定のアイテムを使った結果、自称いちご鼻が治ったという方々。SNSや商品口コミページ、掲示板まで幅広く存在します。
こちらはとにかく数が多く、市販化粧品から医薬品、プチプラ雑貨からブランドコスメまで様々でした。
SNSではアイテム購入のための商品リンクが一緒に張ってある方も何人かいらっしゃいますね。
3. 病院やエステなどの症例で自称いちご鼻が治った人

こちらの自称いちご鼻が治った方々は、美容クリニックやエステの公式ホームページやブログによくいらっしゃいました。
SNSや掲示板と違い、症例として写真が乗ってる場合が多いのが印象的ですが、いちご鼻が治ったご本人の声ではなく医師の方々が書いている場合が多かったです。
インフルエンサーの方が、SNSで効果のあった施術を紹介しているものもいくつか見受けられました。
4. ただいちご鼻が治ったとしか書いてない人

最後は「いちご鼻が治った!」という喜びを書いている方々ですね。
うらやましさと妬ましさと参考にならなさで複雑な感情です。おめでとうございます羨ましい。
【いちご鼻一生治らない調査2】信頼性の高い情報の選び

いくつかに分類してみましたが、重要なのはここから。
嘘なのか本当なのか情報を判断していかなければなりません。見分けるうえで指針にしやすいのが以下の方法です。
1.写真が載っている

まず見分けるうえで必ず必要なのが写真です。出来ればbeforeとafterが載っているものが望ましいでしょう。これで「最初からいちご鼻じゃなかった自称治った人」を除外できます。
画像加工技術の進化は目覚ましく嘘か本当か100%見分けは出来ませんが、写真を撮って加工する手間の分「手軽な嘘や誇張」の数がだいぶ減ることでしょう。
そこからさらに数を絞る上で気を付けて見てほしいのが、「鼻の形」「イボやホクロの位置」です。
「毛穴部分だけ特大アップ」にしているものも避けましょう。これでbeforeとafterで別人の可能性は防げます。
2. 商品や施術に誘導していない

次に商品や美容施術などに誘導していないかどうかです。
本当に効果があっておすすめしている可能性も否定できませんが、同じくらいステマの可能性も否めません。少なくとも、PRや広告と書いてある情報はいったん除外していいかと思います。紹介料のやりとりが発生していますので、忖度がないと言い切れません。
では施術など症例写真付きの情報なら100%信じていいのかといいますと、こちらもおすすめはできません。といいますのも、病院やクリニック、エステのすべてが信頼性の高い場所なわけではないからです。独立行政法人国民生活センターでは、美容医療サービスに関連する相談が年間2000件以上寄せられています。
インフルエンサーに依頼してPRしている場合もありますので、信頼できる方が紹介していたからといって安易に信じるのもおすすめできません。信頼性を確かめるのであれば、まずはカウンセリングから。直接話をしてみて本当に信用できる施術者なのか確かめるところから始めなければなりませんが、時間と手間がかかりすぎますので、今回はひとまず除外しましょう。
いちご鼻のスキンケア方法は嘘なのか

上記2つの方法でかなり「自称:いちご鼻が治った人」は減ったかと思います。ですがそうなると、今度は今普及している「いちご鼻のスキンケアは間違っているのではないか?」「いちご鼻はそもそも一生治らないのではないか?」という疑問がでてくるのではないでしょうか。
現実問題、<いちご鼻が治っている人の情報がほぼ見当たらない>のですから当然です。
今まで試した、いちご鼻ケアにかけたお金と時間と苦労はなんだったのか。専門家が執筆していた毛穴ケアの情報はすべて嘘?と疑心暗鬼になっても仕方のないことです。
治っている人はいないけど改善している人はいる

ここで今一度、お手持ちの媒体でSNSを起動してみて頂けないでしょうか。
そして今度は「いちご鼻 治った人」ではなく「鼻 毛穴 肌記録」で調べてみてください。
先ほどのキーワードよりも商品紹介がグッと減って、写真付きの投稿も増えているかと思うのですがいかがでしょうか?完全に「いちご鼻が治った人」はなかなかお目にかかれませんが、このように実際に治療中で改善効果を感じていられる方はボチボチ存在いたします。
PRやステマ、いいね数やインプレ稼ぎを目的とした口コミは主に「いちご鼻 治った」「毛穴 無くす」などダイレクトかつ検索量が多い強気なワードをメインに使っています。大変めんどくさいことではありますが、いちご鼻を改善したい我々はあえて「肌記録」など宣伝に使いづらそうなワードを駆使して、個人的にいちご鼻と戦っている同志を発掘していかなければなりません。
正直このキーワードもいつ目を付けられるか気が気ではないですが、ひとまず今のいちご鼻スキンケアすべてに絶望はしなくても大丈夫です。今の方法が自分に合っているか間違っているのかはともかく、改善している人は確かに存在しています。
調査結果:いちご鼻は一生治らないかもしれない

さて、調査結果ですが、今回私が「いちご鼻 治った人」で調べた口コミは全滅しました。
もしかしたら、完全に「いちご鼻は一生治らない」のかもしれません。
そもそもすんなり治った人は「ああよかった」で終わるのが大半かと思いますので、体験談や写真込みで紹介してくれる方は希少なのでしょう。実在するのであれば崇め奉りたい所存です。
これから一生いちご鼻と付き合っていくしかないのかもしれない可能性は絶望でしかありませんが、徐々に改善している方もいらっしゃいますので、希望をすべて捨てるにはまだ早いのかもしれません。少なくとも、私はまだ戦う覚悟です。
では、同志の皆様。本日も健闘を祈ります。