ヤバいで話題の入浴剤「BARTH(バース)」

SNSを中心に、口コミがヤバいことになっている入浴剤「BARTH(バース)」。
ヤバいといっても悪い意味ではなく、
・爆睡できてヤバい
・発汗しすぎてヤバい
・体軽くてヤバい
・お肌ツルツルでヤバい
など、プラスの声が多いですが、
一方で
・値段が(高くて)ヤバい
・全然溶けなくてヤバい
などマイナスの意見も。
というわけで、実際の所どうヤバいのか試してみました。
バースはヤバいのか入浴してみた

今回試すのはコチラ!
美容成分配合じゃないノーマルなタイプですね。
↑は9錠入りですが、使ったのは3錠入り396円の商品です。薬局やショッピングセンターでも取り扱っています。
ドイツの希少な泉質「中性重炭酸泉」を参考に作られていて、「重炭酸イオン」の温浴効果で疲労回復や温浴美肌にアプローチしてくれるとのこと。(参考:BARTH(バース)公式サイト)
いわゆる「炭酸系」の入浴剤ですね。

中身はこんな感じで3錠はいっています。
3回分かと思いきや、なんとこの3錠で一回分。
約400円が…いっかいぶん…。
大きさは炭酸系入浴剤としてはそんなに大きくありませんが、完全に溶けるまで25分かかりました。結構長い!
溶けるまで時間かかるから、この大きさと数なのかも?
貧乏性ゆえに3錠入れるのは精神的にクるものがありますが、この大きさでこの時間かかるという事はしっかり密度があるということ(たぶん)。期待がふくらみます。
@コスメ&LDK殿堂入りの実力派いかに。
フワッとまろやかな肌当たり
入ってみてハッとしたのは、そのまろやかな肌あたり。
なんというか、お湯にとろみがあるかのような柔らかさです。
これぞ炭酸の効果!?と思いきや、どうも塩素を中和してくれているからだそう。癒されるー。
一般家庭で使われる水道水の塩素を中和し、肌触りのよいやわらかなお湯を実現しました。肌の敏感な方やお子様にもご使用いただけます。
BARTH TABLET|BARTH(バース)公式ブランドサイト
強炭酸といわれて想像していたシュワシュワ感はなく、香りも色もないのでぶっちゃけ入浴剤いれてる感はほぼありません。
逆に言えば色も香りもないので、誤魔化しも効かなそう。
時間がたってもホカホカ
湯舟に15分→足元に水シャワー→湯舟に15分=計30分ゆっくり入りました。
出た後は、1時間たっても内側からホカホカ。
たくさん汗を流したためかスッキリしていて、体も心なしか軽い気がする…!
ただ一回分の値段が値段…。貧乏性ゆえに、プラシーボ効果も否定しきれません…。
というわけで、何も知らない夫に入浴してもらい気が付くのか実験してみました。
【実験】バースは効果なし?効果あり?
無色透明無臭なバースだからこそできる実験。果たして、何もしらない夫は気が付くのか。
「はーさっぱりした」
「おつかれー。なんか気づかない?」
「え、なになに?髪きった?」
「いや、私に変化はないよ。ヒント、お風呂」
「風呂?え?なに?わからん」
「実は入浴剤入ってた」
「え」
結果、気づきませんでした(えー)
無色無臭、事前情報ゼロだとさすがに気づけないっぽいです。いや、我ら夫婦の繊細さが足りないだけかもしれませんが。
商品自体が「重炭酸イオンで温浴効果を高め血行を促す」アイテムなので、なにも知らなければお風呂自体の温浴効果と勘違いしてしまうのかもしれません。
よくもわるくも有効成分は「重炭酸イオン」のみなので、バスミルクのような保湿効果や薬湯のような香りや使い心地が好きな人は期待外れになってしまうかもしれませんね。入浴剤なら炭酸系!という人は合ってると思う。
ちなみに効能はこちら。

疲労回復・肩こり・腰痛・冷え症・神経痛・リウマチ・痔・産前産後の冷え症・うちみ・くじき・あせも・しもやけ・荒れ性・ひび・あかぎれ・にきび・しっしん
効果には個人差があるそうですが、これらすべて重炭酸イオンの効能と思うとすごい。いや、ヤバい。
逆に言えばまるで効果を感じなかった人は、もともと血行がいい人なのかもしれませんね。
バースは時間がたっても効果ある?
炭酸ガスといわれると、使った瞬間から抜けていっちゃうイメージ。そこらへんはどうなのでしょうか?
天然の炭酸泉の温浴効果は、炭酸ガスの泡そのものではなく、炭酸ガスがお湯に溶け込むことで生まれる「重炭酸イオン」によるものだということが、近年の研究で分かってきました。
BARTH TABLET|BARTH(バース)公式ブランドサイト
どうも炭酸ガスの泡ではなく、大切なのはお湯に溶け込んだ「重炭酸イオン」の効果なのだそう。
バース公式さんによれば、お湯に溶け込んだ重炭酸イオンは24時間持続するそうです。
中性重炭酸入浴剤は、重炭酸イオンがお湯の中にしっかりと溶け込むため、湯中の重炭酸イオンが24時間持続します。
よくあるご質問|BARTH(バース)公式ブランドサイト
浴槽にもよりますが、痛めてしまいがちな硫黄などが入っていないため「追い炊き」も可能だそう。
家族全員入りきるまで、しっかりバース浴楽しめそうです。
残り湯は洗髪洗顔、洗濯にも使えるので無駄がないのもうれしいところ。
バースの個人的おすすめ入浴方法

1. お気に入りのアロマを用意する
まず用意するのは、香り。
バースは無臭なので、好きな香りを持ち込むとよりリラックスできました。
おすすめはアロマオイルを数滴垂らしたタオル。
火も電気も使わずにふんわり香るので、ゆっくりバース浴を満喫できますよ。
2. 好きな飲み物を用意する
じっくり入浴剤を楽しむなら、水分補給は必須。
今回はお水を持ち込みましたが、アロマ代わりにハーブティーや紅茶も楽しめそうかなと感じました。
じっくり入るなら水筒もアリですね!
あまり冷たすぎると、温度差で体がびっくりしかねないのでそこだけご注意を。
3. ストレッチ&マッサージ
ゆっくり漬かりながら、凝り固まった部分をマッサージしていきます。肩回りも軽く回したり伸ばしたりストレッチすると、より血が巡るのかスッキリしますよ。
4. 温冷交代浴
いわゆる疑似サウナ的な健康法。15分ぬるめのお湯につかり、足を水シャワーで30秒ほど冷やします。
これを3回ほど繰り返すと、なんともスッキリ。血圧に不安や心臓に持病のある方にはおすすめできませんが、サウナがお好きな方は気に入るのではないかと思います。
結論:バースは確かにやばかった

その後どうだったかといいますと、夫婦ともにぐっすり。よく眠れました。
バースの効果かはわかりませんが、冷え性がちな自分が久しぶりにぐっすり眠れたので満足です。
入浴剤感がある意味薄いので好みは出ると思いますが、炭酸系好きなら1度は試してみて欲しいヤバさじゃないかなと思います。
原材料がシンプルなので、敏感肌の方にもおそらく使いやすいかと。
使ったらわかるけども、使わざると永遠にわからないバースのヤバさ。ぜひ一度ご堪能あれ。